空白行を利用した表現のうち、実際の文章ではあまりやらないHTML的な間隔の開け方は比較的苦手なのですが、その練習を兼ねて「素絹の裸婦」後編を書きました。HTML的な空白行の開け方として、会話分を数行単位で纏めて描写文と空白行で分割して読ませる、という遣り方は割とスタンダードな遣り方と思いますが、普通に難しかったです……。会話分も本来は6行ぐらいを中心に分けたほうがいいのでしょうが、そもそも会話文だけで連続表記するというのがどうにも苦手でして、結局こうしたHTML的な表現の良さを総て失ったものに仕上がってしまったような気がしますが、あまり省みないことにします(死)
文章を書く方には会話文ばかりで文章を書くのが得意、若しくは描写文ばかりで文章を書くのが得意に偏る方が多いと思いますが、自分は圧倒的に後者で会話文を書くのには1・2行でさえよく苦慮させられてしまいます。どうすればもっと流暢に書けるようになるのでしょうか。