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見事に更新が止まっていて、申し訳ないです。で、できるだけ遣らず〜はもう1話分は近いうちに……。
夏コミの表紙入稿が無事に完了しました。ここ2回連続落としたこと、特に例大祭で新刊を出せなかったことについては非常に申し訳なく思っております。その分、良いものにできるように頑張るつもりですので、よければひやかし半分にでも読みに来てやって下さいませ〜。
……って、本文入稿も終わらないうちに、ちょっと気が早いですよね。
コミケでの発行予定は以下の通りです。
Title:魔女の賭け事アリス×パチュリー(主にパチュリー視点)
長編小説/純愛/18禁要素:濃/120ページ程度を予定アリスのことを好きな事には気づいているのに、自分の気持ちに素直になれないパチュリー。 けれど、そんなパチュリーの気持ちを実はひょんなことから知ってしまっていたアリス。 『まさか、不可能よ。もしそんなことができるものなら、 ――そうね、何でもひとつ、あなたの言うことを聞いてあげてもいいわ』 ある日の、ちょっとした二人の賭け事。 明らかに無理と思われた賭けの内容に、パチュリーはそう口走ってしまっていた。 けれど、アリスは見事、その無謀とも思えた賭けに勝ってみせた。 その掛けの代償として、アリスは尋常ではない要求を、パチュリーに突きつける。 生真面目なパチュリー。そして何より、彼女のことを内心では「好き」だと意識しているだけに、 無茶な要求だとは理解しながらも、無下に彼女の要求を断ることができない。
Title:稗田幻想紀短編小説集/純愛/18禁要素:普/120ページ程度を予定
霊夢×紫、魔理沙×アリス、咲夜×レミリア、小悪魔×パチュリー、
妖夢×幽々子、永琳×輝夜、阿求×四季映姫 …以上、7編を予定。ある日の夜、博麗神社での宴会。 ――恋の魔法と言っても、ただの破壊魔法じゃない。 誰かがそう莫迦にしたことに炊きつけられて、魔理沙は余興として恋の魔法を披露する。 誰もが胸に抱いている「恋心」を増幅する魔法。そんな風に、魔理沙は言った。 魔理沙が魔法を使った瞬間。その場に居る人間たち――霊夢に咲夜、そして阿求。 さらには半分だけ人間の妖夢、までもが思わず息を呑んだ。 胸の中で熱くなるものがある。それが何なのかわからないけれど、 自分にとってとても大切な想いである何かが、ときめくように熱を持ったのが判ったのだ。 ――しかし、それ以上の効果は何も現れない。まして、人間以外にはまるで魔法は効果を及ぼさない。 「おかしいなあ」と、つぶやく魔理沙。 最高潮に盛り上がる宴会に掻き消されて、失敗した魔法のことはすぐに全員から忘れられた。 宴のあと。参加者は、別れて各々の帰路につく。 けれどその時、宴会の最中ではまるで魔法の影響を受けなかった「人間以外」の者、全員に。 尋常ではない強固な力となってやってきた「恋の魔法」は、彼女たちを強く苛むのだった。